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遺品整理の基本|はじめにやっておくべき準備

遺品整理とデジタル遺品の整理法 遺品整理とデジタル遺品の整理法
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【シリーズ「遺品整理とデジタル遺品の整理法」第1回】遺品整理の基本|はじめにやっておくべき準備

こんにちは。
私は、これまで10年間葬儀社に勤め、多くのご家族と「人生の最期の時間」に寄り添ってきました。
その経験から、今回は「遺品整理」について、初心者の方でも安心して進められるよう、シリーズ形式でご案内していきたいと思います。

このシリーズ「遺品整理とデジタル遺品の整理法」は、全8回にわたって、遺品整理の基本から、最近話題のデジタル遺品への対応まで、やさしく丁寧にお伝えしていきます。

第1回の今回は、「遺品整理の基本」や「まずやるべき準備」についてご紹介します。

遺品整理とは?

遺品整理とは、亡くなった方が残された物品(衣類・家具・日用品・書類など)を整理・処分し、住まいや空間を整えることです。
形見分けをしたり、貴重品を探したりすることも含まれます。

突然のことで何から手をつけていいかわからない…という声は本当に多いです。
ですが、焦らなくても大丈夫。
少しずつ、気持ちに寄り添いながら進めていきましょう。

遺品整理の準備、まず何をすればいいの?

いきなり片付けを始めるのではなく、まずは以下の3つのステップで準備をしましょう。

① 家族・親族と相談し、全体像を共有する

いちばん大切なのは、「ひとりで抱え込まないこと」。
遺品整理は、物の整理だけでなく思い出の整理でもあるため、精神的にも負担がかかります。

家族や親族と連絡を取り、誰がどのように関わるか、形見分けの希望などを事前に話し合っておくと、後のトラブルも防げます。

② 住まいや遺品の状況を把握する

事前に部屋の数や、遺品の量、貴重品や書類の場所をおおまかに把握しておくと、整理の計画が立てやすくなります。
このタイミングで、以下のものを探しておくのがおすすめです。

  • 通帳・印鑑・保険証券
  • 不動産・借入に関する書類
  • 遺言書(あれば)
  • スマホ・パソコンなどデジタル機器

③ 整理のスケジュールと方法を決める

「いつまでに終わらせるか」「業者に頼むのか、自分たちでやるのか」などを決めておくと、スムーズに進められます。
四十九日や納骨など、法要のタイミングに合わせて計画すると負担が少なく済む場合もあります。

遺品整理にかかる時間と費用の目安

一般的な一人暮らしの1LDK~2DK程度の部屋でも、自分たちで整理する場合は2週間~1ヶ月程度かかることが多いです。
量が多い・遠方に住んでいる・高齢の家族しかいないなどの事情がある場合は、遺品整理業者への依頼も検討されると良いでしょう。

費用の目安は以下の通りです(2024年現在の相場)。

間取り費用目安
1K~1DK3万~10万円前後
2DK~2LDK10万~25万円前後
3LDK以上20万~40万円以上

費用は業者によっても大きく異なるため、まずは無料見積もりを取ってみるのが安心です。

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気持ちに寄り添う、無理のない進め方を

遺品整理は、単なる「物の片付け」ではなく、故人との大切な思い出に触れる時間でもあります。
無理に急がず、時には涙しながらでも、少しずつ心を整えていく──そんな時間になればと思っています。

「どうしてもつらくて手が進まない…」
そんな時は、専門のサポートを受けることも、心のケアとしてとても大切です。

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まとめ|「気持ち」と「準備」の両方が大切

遺品整理は、心の準備も、段取りの準備も必要です。
この第1回では、「どこから始めたらいいの?」という方に向けて、準備の基本をお伝えしました。

  • 家族と相談して役割を決める
  • 住まいと遺品の状態を把握する
  • スケジュールや方法を計画する

焦らず、ゆっくり、一歩ずつ進めていきましょう。
わからないことや困ったことは、専門のプロに相談することで、きっと心もラクになります。

次回は、第2回「遺品整理を依頼する際のポイントと注意点」をお届けします。
ぜひそちらもご覧くださいね。

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