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デジタル遺品の引き継ぎ方法|家族に伝えるべきことは?

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【シリーズ「遺品整理とデジタル遺品の整理法」:第6回】デジタル遺品の引き継ぎ方法|家族に伝えるべきことは?

こんにちは、マコトです。葬儀社で10年間勤務し、たくさんのご遺族の方々をサポートしてきました。
その中で気づいたことは、デジタル遺品をどう引き継ぐかが非常に重要であるということです。
今回は、デジタル遺品を家族にどう引き継ぐか、そして伝えるべき大切な情報についてお話しします。
このテーマは、終活初心者の方にも非常に重要な内容ですので、ぜひ最後までお読みください。

本記事は、「遺品整理とデジタル遺品の整理法」の第6回目になります。シリーズを通して、少しずつ終活の大切さを学んでいただければと思います。

デジタル遺品とは?

デジタル遺品とは、スマホやパソコンに保存された写真や文書、SNSアカウントなど、デジタルデータのことを指します。
これらは物理的な遺品とは異なり、残された家族が直接目にすることは少ないため、引き継ぎ方を事前に考えておくことが非常に重要です。
では、デジタル遺品をどのように引き継ぐべきか、具体的に見ていきましょう。

デジタル遺品を引き継ぐために家族に伝えるべきこと

デジタル遺品を引き継ぐには、次のポイントを家族に伝えておくことが大切です。

1. アカウント情報の共有

SNSやメール、オンラインストレージサービスなどのアカウント情報は、家族がアクセスできるようにしておく必要があります。
パスワードやユーザー名を、信頼できる人に伝える方法としては、エンディングノートに記載しておくことが最も安心です。
また、パスワード管理ツールを使うことで、安全に情報を保管できます。
一例として、パスワード管理ツールを利用することをおすすめします。

2. デジタルデータの整理方法

デジタルデータは膨大な量になることがあります。写真や動画、文書などを整理しておくことで、家族が必要な情報に簡単にアクセスできるようになります。
整理の方法としては、クラウドサービスを活用することが有効です。
GoogleフォトやDropboxなど、信頼できるサービスにデータをまとめておくことで、家族が簡単にアクセスできるようになります。
詳細な手順については、前回の記事で紹介していますので、ぜひご確認ください。

3. デジタルデータの削除方法

デジタルデータの中には、削除したほうが良いものもあるかもしれません。例えば、個人情報プライベートな内容などです。
亡くなった後に誰かがアクセスすることになる可能性があるため、事前に整理しておくことが必要です。
このような場合、データ削除専用のツールを使うことも一つの方法です。
例えば、さよならマイデータを使うことで、安心してデータを削除できます。

家族に伝えるべき3つの大切なこと

デジタル遺品を家族に引き継ぐためには、以下の3つをきちんと伝えておくことが重要です。

  1. 自分のアカウント情報(パスワードやユーザー名)
    家族が必要な時に、すぐにアクセスできるようにしておくことが大切です。
  2. どのデータを大切にしてほしいか
    思い出の写真や大切な文書など、家族に残しておきたいデータを整理しておくことが重要です。
  3. デジタル遺品の管理方法
    どのクラウドサービスを使っているのか、どのデータがどこにあるのかなど、管理方法をしっかり伝えておくことが必要です。

デジタル遺品を管理するために役立つツール

デジタル遺品を整理し、管理するためにはいくつかのツールを活用することができます。以下のツールを使うことで、家族に引き継ぎやすくなります。

1. パスワード管理ツール

安全にパスワードを保管するためのツールです。これを使うことで、家族にパスワードを安全に伝えることができます。
一例として、パスワード管理ツールを利用することをおすすめします。

2. クラウドストレージサービス

ご自身で使えるクラウドストレージサービスを使うことで、データの保存と共有が簡単に行えます。
家族が後からアクセスできるように整理しておくことが大切です。
例えば、専用クラウドレンタルサーバー
などを使うと便利でしょう。



3. データ削除ツール

デジタル遺品の中で、削除すべきものがある場合は、専門のツールを使ってデータを安全に削除することができます。
例えば、冒頭でご紹介したさよならマイデータを利用すれば、不要なデータを簡単に削除できます。

まとめ|デジタル遺品も大切な思い出として残すために

デジタル遺品は、物理的な遺品と同じように、家族にとって大切なものです。
事前に整理し、アカウント情報やデータを家族に伝えておくことで、残された家族が困ることなく、安心して引き継ぐことができます。
ぜひ、エンディングノートや便利なツールに必要な情報を記載し、終活の一環としてデジタル遺品の管理を始めてみましょう。

次回は「遺品整理のコストを抑える方法」をテーマに、終活に必要な費用をどう抑えるかについてお話しします。お楽しみに!



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